8月29日に読書会を中継します!
    ほぼ日の読書会 vol.1
    糸井重里と河野通和が
    色川武大の『うらおもて人生録』を読みます。

8月29日(火)の19:00から21:00ごろまで、
こちらのページで読書会を中継します。
#ほぼ日の読書会 でも感想をツイートしてくださいね。

また「もっと本を読んでみたい!」と思われた方は、
ぜひ河野が選書した「19歳の本棚。」
参考にされてみてください。
河野の愛のこもった紹介文に読書熱が高まりますよ!

一冊の本から、広がっていく世界。
ことば、思い、笑い、哲学、時代。
「ほぼ日の読書会」をはじめます。
最初の登壇者は糸井重里と河野通和です。
ほぼ日ではこれまでも、
河野が選書した「19歳の本棚。」
「あのひとの本棚。」など
本を読むたのしみを、
いろいろなかたちでお伝えしてきました。
今回は一冊の本を真ん中において語り合う、読書会です。
毎回、テーマとなる本を一冊選び、登壇者が
その本を通して考えたことなどを自由に語ります。
その様子を「ほぼ日」で生中継。
どなたでも、自由に参加いただけます。
同じ本をあなたの側にも置いて、
一緒に読書の旅に出てみませんか?
みんなで読む本はこちら

第一回で取り上げる本は、色川武大さんの
『うらおもて人生録』(新潮文庫)にしました。
選んだのは糸井です。
直木賞作家である一方、
麻雀小説家として有名な「阿佐田哲也」という
2つの筆名をもつ希代の作家のエッセイです。

うらおもて人生録

色川武大
『うらおもて人生録』
(新潮文庫)

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※売り切れの場合は、
こちらのサイトもご確認ください。

[糸井のコメント]
かつて、この本に出合ったとき、ぼくは
「じぶんのこどもに話したいことが、ここにある」
と思いました。
親でも、先生でもない人からしてもらえる話は、
こういうものなんだよと思ったのですが、
こどもよりじぶんのためのような気がして夢中で読みました。
[河野のコメント]
小説を書いてもらったり、
親しくしていただいた思い出の一方で、
おいそれと若造が「利いたふうなこと」を
言うのが憚(はばか)られる
近寄りがたさを感じていました。
色川武大と阿佐田哲也、表街道と裏街道。
2つの顔を持ち、常人には窺い知れない
凄まじい世界を見てきた先輩への畏敬の念がありました。
この本を皆さんがどう読んで、どこに惹かれるのか、
楽しみなようで、ドキドキしています。

読書会を中継します!

読書会は8月29日(火)19:00~21:00ごろまで、
こちらのページで配信を予定しています。

テーマとなる本を読んでいただいたほうが
より楽しく参加いただけるかと思います。
細かく章立てされているエッセイなので、
パラパラとめくって、
気になった章だけ読むのもOK、と河野。
活字が苦手な方や時間がない方も、
お気軽に手に取ってみてくださいね。

それでは、「ほぼ日の読書会」はじめます!

2017-08-16-THU