最近の我が家のお子達は、
『星のカービィ』が空前のマイブームで、
日常会話の７割はカービィに関することばかりです。
ゲームはもちろんやりつつ、カービィに関する質問、
知ってること自慢、カービィカフェに行きたいと懇願、
カービィの小説が読みたい（そんなのあるのか）、
マクドナルのカービィハッピーセットを集めたいなどなど
カーカービービーうるさい毎日です。
自分はゲームをほとんどしてこなかったので、
そんなキャラクターがいることすら知らず、
世の中そんなにカービィで溢れていたことに驚いています。
最近子供が描く絵も影響を受けすぎていて、
顔がカービィで体が人間だったり動物だったりするので、
ハイブリッドにもほどがあるわけです。

キャラクターと言えば
鳥山明さんが先日亡くなられました。
少年ジャンプの『Dr.スランプ』を読んだときの
絵に対する衝撃は今でも覚えていて、
一コマ一コマが一つの作品のようで、
発売後の翌日は学校で友達と盛り上がりました。
絵の上手い友達はみんなこぞって真似をしていたけど、
自分は似せて描くのが下手だったので、
そっくりに描けなくてずっと悔しかったなー。

自分の主観ですが、鳥山さんの漫画は
ストーリーもさることながら
絵の素晴らしさが際立っていて
絵の力だけでも十分人を魅了することができる、
稀有な存在だったと思います。
当時の漫画の概念が一瞬で変わり
その後の漫画業界だけならず、
ゲームやキャラクター、アニメ業界にも影響を与え
世界中に日本の漫画の質の高さを知らしめました。

あ、そうだ、ゲームをしない自分でも
ドラクエ１は唯一、最後までやりましたよ。
絵を上手く真似することはできなかったけど、
自分の絵も、顔の輪郭の取り方とか手の描き方とか
実は鳥山さんの影響があります。
でも今になって思うのは模写が下手だったおかげで
自分らしさが早く見つかったと、いいように解釈して、
若かりし頃の傷を癒す薬にしています。

ハイブリッドカービィを描く我が子にも
楽しい未来がありますように‥‥。