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アーカイブ 2011/10/30
 
レシピその155
牛肉のピッツァイオーラ〜男の料理第2弾〜


風が冷たくなってきました。
カラカラと舞う枯れ葉に秋を感じます。
そして次から次へと姿をあらわす秋の味覚たち。
食いしん坊の私にとって、
この時期の空気はおいしい香りで一杯です。

先日、友人のミケーレから
「良いキノコが手に入ったから食べにおいで」
と電話が入り、待ってましたとばかりに
喜び勇んで出かけました。
男の料理第2弾はポルチーノのリゾットと、
スープストックの肉を使ったピッツァイオーラです。


▲見事なイタリア産のポルチーノです。
 生のサラダにしてもおいしそうな新鮮な物です。



▲まずキノコの掃除から手ほどきをうけます。
 彼は石つきを切り、流水でさっと洗い、
 土を落とします。



▲私は石つき部分の切り落としが
 多すぎることを指摘され、
 おいしい貴重な素材に対しての
 繊細なこころづかいも教えてくれました。



▲フライパンに見事にのせる大胆さに
 男性らしさを感じます。



▲途中でこぼれ落ちそうなのを食べるのは
 男女を問わず料理する人のメリットですね。
 炒めたポルチーノをリゾットの最後に加えて
 キノコのシャキシャキ感を残すのがミケーレ風です。



▲おいしいポルチーノのリゾットの出来上がりです。

さて、目からうろこは
スープストックで使用した肉で作った
ピッツァイオーラです。


▲スープストックで使った肉のかたまり。


▲スライスした肉をフライパンに並べて
 トマトソースをのせます。



▲産地直送のフレッシュな
 モッツァレッラチーズをのせて蒸し焼きにします。



▲数分もかからず出来上りました。

ささっと出来たアイディア料理は、
子ども達の好みを考慮して作ったようです。
素材を扱う姿勢や食事に対する家族の想い、
そして、おいしく食べる時間を配慮しながら
料理をする彼の柔軟的な考え方には
またもや脱帽しました。

さて、今回のお料理は
牛肉のピッツァイオーラです。
こちらは牛肉の薄切りを使います。
お好みでケッパーをソースの中に加えたり、
豚肉を使ってもおいしく出来ますので
どうぞ試してみてくださいね。

牛肉のピッツァイオーラ

■材料(2〜4人分)

牛肉:280g
モッツァレッラチーズ:150g
トマトソース:大さじ4
オリーブオイル大さじ2
塩・コショウ・オレガノ:適量


※オレガノとオリーブオイルが写真に抜けています。
 ご了承ください。



☆下準備

・牛肉を掃除をする。



・モッツァレッラチーズを薄く切る。



・オレガノ、トマトソース、オリーブオイルなど、
材料を全て整える。




■作り方

(1)フライパンにオリーブオイルを引き、あたためる。



(2)フライパンが熱くなったら、肉の片面を数秒焼く。



(3)フライパンを火から外し、裏返して塩をふる。



(4)コショウをする。



(5)トマトソースとチーズをのせ、蓋をして蒸す。



(6)チーズが溶けたら出来上がり。



キノコ炒めとマッシュポテトを付け合わせました。
BUON APPETITO!



 
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