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アーカイブ 2013/01/27
 
レシピその187
アンコウとアーティチョークのオーブン焼き
〜ロータリーができて〜


最近、車で走っていると
見慣れた道の景色が変わってました。
なぜだろうと思いながらグルッとまわり、
「あっ! ロータリー!」と気がつきました。
まっすぐだった道が
ロータリーになっています。
直線から円への道の変化が
あちこちでできはじめ、とまどいます。
方向感覚の悪い私は半周でもまわると、
方角が分からなくなって、迷ってしまいます。
大きい道の信号があったところも
ロータリーになり、綺麗な花壇になっていて
目を奪われてしまいそうです。
細い道にできた
小さなロータリーを運転するときは、
いつも敷石に入り込みそうになりながら、
テクニックを駆使します。

特に、郊外に行くときは、
信号の数で教えられていた道が
いつのまにかロータリーになっているので
注意が必要で、
イメージ力を駆使して、
その変化に従う気持ちで運転します。

ロータリーになった利点といえば‥‥。
信号機の故障が原因の渋滞がなくなったこと。
ロータリーにいる車が優先になったため、
入る車がスピードを落とすこと。
そして、ロータリーに入るときのタイミングを
自分だけのリズムではなく
他の車の動きを観察し、分析して、
自分もその流れに入るという
相手とのやり取りに
ほんのちょっと距離感を持って対応できること。
このロータリーで自分の運転に余裕を持て
相手に優しくなれたような気さえしてきました。

車の運転だけではなく
短絡的で直行型の私の心の中や
思考の中にもロータリーを持つと
きっと優しくなれると思っていますが‥‥。

さて、今回のお料理は
持ち込みパーティをしたときに
友人が材料を持ってきて
その場で短時間で作り、
かんたんなのに、
お味は最高のでき栄え!というメニューです。
さっそく我が家の主メニューになりました。
みなさんもどうぞ試してみてくださいね。

アンコウとアーティチョークの
オーブン焼き


■材料(4〜6人分)

アンコウ:500g
アーティチョークオイル漬け:200g
トマト:200g
じゃがいも:450g(皮を取った分量)
イタリアンパセリ:少々
塩コショウ:適量
ビネガー、オリーブオイル:少々



☆下準備
・アンコウに塩、コショウをする。
・イタリアンパセリをみじん切りにする。
・じゃがいもは皮をむき厚めに切る。
・アーティチョークをスライス切りにする。
・トマトは粗みじん切りにする。



■作り方

(1)じゃがいもは鍋に
塩、オリーブオイル、ビネガーを少々と
水を少なめに入れ、
フタをして蒸しゆでにする。



(2)かために蒸しゆでにしたじゃがいもを
ザルに上げて水分を取っておく。



(3)耐熱皿にじゃがいもを敷く。
座りの悪いものは底を切り、
切ったじゃがいもを台にして置く。



(4)アンコウをじゃがいもの上に置く。



(5)余ったじゃがいもはまわりに置く。



(6)アーティチョークをアンコウの上に置く。




(7)トマトをその上に敷く。



(8)アーティチョークが漬かっていた
オイルを上からかけ、
オーブンで上火焼きかグリル焼きを10分する。



(9)フォークを刺して、
魚肉の色を確認し、
まだ魚が焼けていない場合は
アルミホイルを上にかけて5分くらい焼く。
オーブンから出し、イタリアンパセリをふる。
(焼き時間はお使いのオーブンに
 あわせてください)



テーブルの上で、
好きな分量を取り分けながらいただきましょう。
淡白な魚と
アーティチョークにきいているお酢味の
絶妙なコンビの味を楽しんでくださいね。
BUON APPETITO!


 
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