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アーカイブ 2022/07/03
 

レシピその419
サクランボのシロップ漬け〜おしゃれは元気の源。〜


今、おしゃれしている人が
目に多く飛び込みます。
マスクを外せる場所が
ほとんどになったこの頃、
元のようにお化粧もしっかりできて、
堂々と外を歩けます。
高齢者の人たちもおしゃれで
よく気にとまります。

同じアパルタメントのリーベラさん。
彼女は私より一回り年齢が上です。
入り口で会った彼女は
3色メッシュが入った髪をきちんとセットし、
手と足の爪には萌える真紅色。
その素敵な彼女を賞賛すると
「海ではこの赤が少し明る過ぎないかしら?」
と聞かれ、返事に困惑しました。
彼女は週に一度美容院に行くのが通常でした。
やっとそれができるようになったので、
髪や爪にまで意識が行き届く
日常が戻ってきたのでしょう。
彼女を見て、この頃、
自分が落としているものに
はっと気がつかされました。

数日前に道で見かけたおばあちゃん。
すっかり曲がった背中で
ゆっくりと歩く彼女の足元は
バービーピンクのバレエシューズ。
ピンク一色でまとめた服、
そして同色のバッグ。
このピンク統一はその歩調と見合っていて、
とても素敵です。
私もしっかり歩けなくなっても、
こんなおばあちゃんになりたいと
つくづくみいってしまいました。

ウインドーショッピングする人たちの中にも
年齢をかさねてとてもおしゃれな人が多くて、
やはり外に出ておしゃれをするのが
元気の源になっているのではと思います。
意識を持ってするファッション、
それは自分の表現でもあり、
楽しさや元気を与えてくれるものだと
この頃は、なおさらのように感じます。
そしてそれができるようになった
今に感謝したいと思っています。

さて、今回はサクランボを
たくさんいただきましたので、
一部をシロップ漬けにしてみました。
フタをあけてその可愛いらしい姿を愛で、
おいしい甘さが加わった味を楽しめます。
どうぞお楽しみ下さいね。


サクランボのシロップ漬け

■材料

サクランボ:500g
水:約500cc
砂糖:180g
レモン:少々




■作り方

(1)サクランボは
重曹入りの水で洗い、よく乾かす。



(2)煮沸したビンを用意する。



(3)サクランボを
潰さないように入る。
※ビンが足りなくなったため、1つ追加しました。



(4)水に砂糖を入れて、
弱火で煮溶かす。



(5)レモンも加え少し煮る。
シロップの出来上がり。



(6)ビンにシロップを入れる。



(7)フタをよく締める。



(8)煮立ってから15分煮沸する。



はい、出来上がりです。
すぐにも食べられますが
2〜3週間おくと
味が安定しておいしくなります。



出来上がった3週間後です。
そのまま食べてもよし、
ドルチェに使ったり、
ジェラートに添えたり、
使い方いろいろです。
どうぞお楽しみ下さいね。
Buan appetito!


 
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