ほぼ日刊イトイ新聞 - イタリアンマンマの直伝レシピ


	2022/07/31

レシピその421
黒米、ヒトツブコムギ、玄米のインサラダ
～茅ヶ崎駅の今昔。～

故郷の茅ヶ崎におります。
私が若い頃の茅ヶ崎駅は木造で、
電車から降りるとすぐに改札口があって、
駅員さんのいる改札口を出ると、
海からまっすぐに磯の香りがして、
深呼吸をして、
仕事の労を癒やしたものです。

今はステーションビルになっていますので
改札口を出ると磯の香りの代わりに
食べ物の香りが届きます。
食いしん坊の私には快いものですが
茅ヶ崎ならではを感じるには繋がりません。
デパート地下に入ってしまったのかしらん？
と錯覚してしまうほどで、
レストランもあるので
食べる賑わいが加わって、
今までとは全く違う香りと
空間を造りだしています。

以前は電車を降りると
家路につく急ぎ足の人の流れでしたが、
今は、帰宅前に立ち寄って、
買い物や食事などが楽しくできる
駅ターミナルになっていて、
それに驚く浦島太郎のような私です。

さて、今回のメニューは
黒米、ヒトツブコムギ、
玄米のインサラダです。
少しずつ残っているお米などを
一緒にゆでて
楽しいにぎわいのあるサラダになりました。
お楽しみ下さいね。

黒米、ヒトツブコムギ、
玄米のインサラダ

■材料（２～３人分）

黒米、ヒトツブコムギ、玄米：カップ３
（ゆでた量）
スモークサーモン：120g
アボガド：１こ
新タマネギ：半分
レモン：少々
ケッパー：大さじ１
ドライトマトのオイル漬け：２～３枚
EVOオイル：大さじ２
塩：適量

☆下準備

・スモークサーモンは一口に切り、
　ケッパーを合わせてレモン汁を少しかけておく。
　サーモンは飾り用に少しおいておく。
・オイル漬けドライトマトは線切りにする。
・タマネギはスライスに切る。
・アボカドも一口サイズに切り、
　レモン汁少々かけておく。
・米類をゆでる。レシピ４を参照
　時間のかかるヒトツブコムギを湯に入れて
　少し経ったら黒米、玄米を入れてゆでる。

■作り方

（１）ボールに全ての材料を入れる。

（２）塩味を整えてEVOオイルを入れる。

（３）かき混ぜる。

はい、出来上がりです。
サラダの葉にのせて
スモークサーモンも飾りましょう。
夏にぴったりのサラダ。
いろいろな歯ごたえで楽しい味ですね。
Buon appetito.