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アーカイブ 2023/03/19
 

レシピその437
ジャガイモとゆで卵のワンカイーナソースがけ
〜ペルーの友人。〜


私はペルー料理が大好きです。
レシピ367では、ペルー人の友人ケリーが
オンラインでペルー料理を教えてくれましたが、
今回は、我が家に来てくれました。

ケリーをご紹介しますね。
現在33歳のペルー人で、高校のときに、
先に移住していた両親を追って、
イタリアに来ました。
大学、大学院と進み、卒業後、
プロジェクト・マネジャーをしています。
イタリアに来たばかりの頃は、
スペイン語からイタリア語教育になり、
似ている語学だからこそ、
きっと苦労したとも思いますが、
それを微塵とも感じさせません。
人生のハードルも理性と持ち味の明るさで
軽々と飛び越えています。
きっと見える景色も多彩なのでしょう。
私が困っているときにいつも登場してくれて
心身ともに私を救ってくれる
優しさの塊の精神を持っています。

元気が欲しいときに食べたくなるペルー料理。
ケリーという作り手のエネルギーを感じる料理。
シンプルでも力が湧いてきます。
材料は身近にあるものばかりですが、
ひとつだけ独特な唐辛子が入ります。
香り高いアヒ・アマリージョ(黄色唐辛子)です。
この唐辛子の扱い方をしっかりと教わりました。
種と芯は取り除いて辛さを取り除きますが、
その取り除いた物は冷凍にしておき、
辛味が欲しいときに料理に入れるそうです。

私の大好物のジャガイモとゆで卵の組み合わせ。
そこにアヒ・アマリージョ入りのソースをかけます。
ワンカイーナというペルーのソースです。
簡単に作れますのでご一緒に作りましょう。


ジャガイモとゆで卵の
ワンカイーナソースがけ


■材料(3人分)

ジャガイモ:3こ
卵:2こ

・ソース

アヒ・アマリージョ:3本
タマネギ:小1こ
クラッカー:6枚
フィラデルフィアチーズ:80g
ミルク:100cc〜
EVOオイル:
タマネギ炒め用大さじ1、ソース用小さじ1
塩:適量
黒オリーブ:好みの分量
サラダ葉:数枚



■作り方

(1)ジャガイモと卵をゆで始める。
卵は沸騰して12〜15分くらいしたら
取り上げる。



(2)アヒ・アマリージョのヘタを切り取り、
半分に切る。



(3)辛さを決める芯と種を取り除く。



(4)角切りにする。
芯は辛さを確認しながら足していくため、
取り置きする。



(5)今回は辛くなりすぎないように
種を取り除く。



(6)EVOオイルを入れてタマネギを炒める。



(7)タマネギが半透明になったら
アヒ・アマリージョを入れて
10分くらい炒める。



(8)入れ物に割ったクラッカー、ミルク、
フィラデルフィアチーズを入れて
クリーム状になるまでバーミキサーをかける。



(9)クリーム状になったら(7)を入れます。



(10)味をみながら塩、EVOオイルを入れて
辛さを加えたいときは
アヒ・アマリージョの芯を少し入れ、
なめらかなクリーム状になるまでしっかり
バーミキサーをかける。



(11)ソースの出来上がり。
冷蔵庫で冷やす。



(12)盛り付ける。
ゆで上がったジャガイモを3つに切り分けて
サラダ菜を飾り付けたお皿に並べる。



(13)ソースをジャガイモにかける。



(14)ゆで卵とオリーブを飾る。



ソースは好みでかけて下さいね。
香り高く軽やかな辛味を感じるソースが
ジャガイモを引き立たせますね。
美味しいです。

Buon appetito!



追記:残ったアヒ・アマリージョの芯は
冷凍にして必要なときに少しずつ使うそうです。


 
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