ある講座に参加したときの事です。
「20年前は〜」との説明に、
「ずいぶん前ねっ」と
参加者の若い女性の話し声を小耳に挟みました。
私には20年前は、
さほど遠くないことのように感じますし、
これから迎えようとしている20年にしても
ずいぶん先のことだとは感じません。
思わずどんな年齢の人が言ったのかを見たくなり、
後ろを振り返ると、
40歳くらいに思われる方でした。
年数の感じ方が、生きてきた分だけ違うのだと。
本当に長く生きてきたなと感じた瞬間でした。
こんな些細なことにも、
年齢を感じるということは、
数々の年を重ねてきたことの証拠だと思い、
我が身に想いをはせて、
微笑まずにはいられない小さい出来事でした。
さて、心踊るクリスマス。
一緒に過ごす人の年齢とともに
メニューの内容も変わってきますね。
今回のメニューは「レモンのラビオリ」。
クリスマスにバージョンアップした物です。
エビを添えて、
エビとトマトと生クリーム味のソースです。
ひとつのフライパンで作る
かんたんなものにしました。
さっぱりとした味にしたいときは、
オリーブオイルと
イタリアンパセリだけにするのもおすすめです。
もちろん、バターとサルビア味もいいですね。
お好みでどうぞ。
生パスタはパスタマシーンでのばしました。
パスタを二つ折りにしたり、
細い生パスタでしたら
２枚重ねにしてみて下さい。
お忙しい時にもすぐに作れますので
どうぞお試し下さいね。
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レモンのラビオリ、エビ添え
■材料（２人分）
生パスタ：卵２個と小麦粉２カップ分
リコッタチーズ：200g
グラーナチーズ：大さじ１
レモン皮：１個分
レモン汁：レモン半分
エビ：３〜４匹
生クリーム：125ml
小トマト：４個
バター：少々
EVOオイル：大さじ１
塩：少々
ゆでブロッコリー：適量
☆下準備
・レモンの皮を薄くむく。
・レモンのみじん切りは大さじ２弱。
後は飾り用に千切りにする。
※好みでレモンの皮は剃ってもよい。
■作り方
（１）リコッタチーズにレモンの皮、
レモン汁、グラーナを入れて
かき混ぜる。中身の出来上がり。
（２）生パスタに具をのせる。
生地の手前にのせて
半分に返して折る。
（３）間を指で押し付けて、
さかいをしっかりつけます。
（４）好みの形に切る。
（５）縁をフォークで押しながら、
しっかり生地をつける。
（６）ラビオリの出来上がり。
（７）エビの掃除をして、
腹に切れ目を入れておく。
（８）トマトは半分に切る。
（９）フライパンに
EVOオイルを入れて
トマトを下向きにして弱火で焼く。
（10）トマトを裏返して
反対側も焼き、バターを入れる。
（11）エビを入れる。塩を少々かける。
（12）エビを両面焼き、
生クリームを入れる。
（13）水を少し入れて
好みの濃度にする。
ソースの出来上がり。
（14）ラビオリを塩入りのお湯でゆでる。
（15）ゆで上がったパスタを
ソースに入れて
味を馴染ませて火を止める。
はい、出来上がりました。
ゆでブロッコリーをけずったものをかけて
エビにレモンの細切りを少し添えました。
楽しいクリスマスの一品にぴったりです。
どうぞお楽しみ下さいませ。
Buon appetito！
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レシピその456
