KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百四拾・・・師走

小林 「長老がまた何か
 言い出しとるらしいな」
北小岩 「らしいですね」
小林 「何やろ」
北小岩 「想像がつきません」
小林 「妙な胸騒ぎがするんや」
北小岩 「気になりますね」
小林 「お前、
 長老に気に入られてたな」
北小岩 「そのようでございます」
小林 「話を聞いてきてくれんか」
北小岩 「かしこまりました」

弟子はここには書けない卑猥な言葉を口にし、
それで暖をとって町はずれの祠に向かった。

北小岩 「ここでございますね」

トントン

北小岩 「入ってますか」
長老 「入ってますよ」
北小岩 「お元気そうで何よりです」
長老 「北小岩か」
北小岩 「そうでございます。
 長老が何かを
 企画されているという噂が
 ございまして」
長老 「12月は師走だな」
北小岩 「はい」
長老 「師が走ると書くのに、
 12月に師が走っているところを
 見たことあるか」
北小岩 「ございません」
長老 「そんな甘いことでいいのか。
 だから、
 師が走る過酷な大会を
 開くんじゃ。
 出場者は・・・」

数日後、たいしたことはないが
小林先生も師の端くれであるため、
スタートラインに立っていた。

小林 「北風が吹いとるのに、
 なぜ全裸なんや」
北小岩 「長老が町の師どもに
 喝をいれると申しておりました。
 びりになった者は、
 覚悟しておけとも」
小林 「ヤバいな。
 長老は怒ると
 何するかわからんからな。
 レースは公平さを保つために
 ハンデがあると聞いとる。
 俺は馬並や。
 最小ハンデでいけるやろうから、
 びりにはならんな」

ハンデはちんちんの大きさで変わってくる。
大きい者はちんちんが重いので、
重量負担が小さい重りをちんちんにつける。
しかし先生は、イチモツが
ペットボトルのふたほどの大きさしかないため、
ペナルティとして
数十キロの重りをつけることとなった。

「よ〜い、スタート!」

小林 「むむっ!
 びくともせん。
 だが、
 びりになるわけにはいかん。
 一か八かや!」

グイ グイ グイ〜〜〜〜〜

ぽこっ

小林 「うお〜〜〜!」

ぽこっという不穏な音がしましたが、
もしかすると先生のイチモツが
取れてしまったのかもしれませんね。
 

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2018-12-09-SUN

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