KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百参・・・刻む

小林 「この町の片隅に
 凄い人物がおるらしい」
北小岩 「先生より格上のお方が
 いらっしゃるのでございますか」
小林 「おるな」
北小岩 「ぜひお目にかかりたいです」
小林 「二人で弟子入りするのもええな」
北小岩 「先生は本当に
 謙虚でございますね」
小林 「弟子からやり直すのも
 ええと思ってな」
北小岩 「そういたしましょう!」
小林 「行くか」

ぷ〜っ ぷ〜っ

ばっ ばっ ぱく ぱく

二人はにぎりっ屁を普段なら鼻から肺まで吸い込むが、
今日は口から食べ、再びこみあげてくる屁を動力に
師のもとへ向かった。

小林 「この中におる」
北小岩 「町にお尻の形をした岩が
 あったのですね」
小林 「そや。
 この岩にある穴、
 通称ケツの穴から入るんや」
北小岩 「ベタでございますが
 入ってみましょう」

ざっざっざっ

「なんだ、お前たちは」

北小岩 「いきなりお尻の穴におじゃまし
 大変申し訳ございません。
 あなた様がとてつもない技を
 持っていらっしゃるとうかがい、
 わたくしの師匠とともに
 弟子入りさせていただきたく
 訪問いたしました」

「俺の修行は厳しいぞ」

北小岩 「大丈夫でございます。
 ところであなた様は
 何の達人なのでございますか」

「俺のケツの穴の前に鼻をもって来てみろ」

北小岩 「はい」

「いいか。
 ふう〜〜〜〜〜。
 何か気づいたか」

北小岩 「わかりません」

「今、屁をこいた」

北小岩 「えっ!
 全く臭いがいたしませんでした」

「屁を一万分の一に
 刻んだんだ」

北小岩 「どういうことでございますか」

「俺の肛門は刃のようになっている。
 それを超人的に速く動かすことができる。
 つまりケツの穴で屁を
 超極小に刻むことができるんだ」
 
小林 「屁は
 一万分の一の大きさに刻まれ
 ミクロになると、
 ひとつひとつの破片が
 臭さを感じさせなくなる
 というこっちゃ」
北小岩 「それは凄まじいでございます!
 弟子入りせずにはおれません!!」

達人は満足そうにうなずいた。

その後先生と北小岩くんは
過酷な修行のため肛門が壊れ、
屁をすると実まででるようになってしまったという。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2022-01-23-SUN

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