KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百参拾八・・・望まぬ進化

びゅ〜

ぽとっ

べちゃ

小林 「なんやこれは」
北小岩 「えっ?」

びゅ〜 びゅ〜

ぽとっ ぽとっ

べちゃ べちゃ

北小岩 「鳥さんがこちらに
 向かってきたかと思ったら、
 何かが降ってきて
 目に入ってしまいました」
小林 「俺もや」

くんくん

小林 「むっ!
 これは糞や!!」
北小岩 「目が〜〜〜!」

害のもとである二人への害など
どうでもいいので先に進めよう。

「うわ〜!
 糞が脚について離れない!
 まるで吸盤があるみたいだ!!」

北小岩 「あそこの方の脚に
 大きな形のままの糞が
 ぴったり吸い付いて
 しまったようです」

「うんこが進化しているんだよ」

北小岩 「あなた様は」

「うんこの進化に
 詳しい人ですよ」

北小岩 「そうなのですか。
 この現象はいったい?」
うんこの
進化に
詳しい人
「人類は
 自分たちの進化のことばかりを
 考えていますが、
 うんこだって
 日々進化しているんですよ」
北小岩 「どのようにでしょうか」
うんこの
進化に
詳しい人
「例えばあそこで
 うんこに吸い付かれてしまった人。
 つまりうんこが
 コバンザメのような吸盤を
 獲得したのですよ。
 ウンコバンザメです」

北小岩 「そうなのでございますか!
 先ほどわたくしたちの上空から
 糞の投下があったのですが、
 それはどういうことなのでしょうか」
うんこの
進化に
詳しい人
「うんこの頭脳が進化して、
 地面にあるよりも
 鳥に乗って空から落ちてきた方が
 人類にインパクトをもたらすことを
 覚えたのです」

「うわ!
 角を曲がったすぐ下に糞があって
 踏んでしまった!
 死角になっているから、
 これじゃあみんな踏んじゃうよ!」

うんこの
進化に
詳しい人
「うんこが死角で待ち伏せして
 踏ませる戦略をとりだした
 ということです」
小林&
北小岩
「・・・」

日々糞は進化している。
それを意識している人類は、
どれぐらい存在するのだろう。
数十年前に比べて糞を踏む機会は
激減していると思うのだが、
今後はまったく予断を許さなくなってしまった。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2022-09-25-SUN

BACK
戻る