KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百四拾・・・蚊取り

小林 「たまには
 庭の雑草も抜かんとな」
北小岩 「そうでございますね」

ぬき ぬき

ぷ〜ん ぷ〜ん ぷ〜ん

小林 「蚊の軍団や!」
北小岩 「まずいでございます。
 取り囲まれました」

ちゅ〜 ちゅ〜 ちゅ〜

小林 「うげ!
 退散や」

なんとか家に逃げ込んだ師弟であったが。

北小岩 「今の時季、
 蚊は最後の力を振り絞って
 吸いにきますから
 侮れませんね」
小林 「30カ所刺されてしもうた。
 かゆくてしゃあない。
 蚊の野郎に
 なんとか一泡吹かせてやりたいな」
北小岩 「先生のご友人に
 蚊取り線香を
 研究されている方が
 いらっしゃいましたね」
小林 「そやな。
 あいつに頼るか」

二人は蚊の追跡を振り切り、
あいつの家にたどり着いた。

北小岩 「お忙しいところ
 大変申し訳ございません。
 わたくしたち
 蚊に襲撃され、
 合計60カ所、
 そして陰部も15カ所
 刺されてしまいました。
 蚊を懲らしめる方法を
 ご教示いただきたいのですが」
あいつ 「僕が開発した蚊取り線香を
 使ってみるといいよ。
 二種類あるんだ。
 これだよ」
北小岩 「むっ!
 なんだかいやらしい
 形状な気がいたします」
あいつ 「こっちが『蚊取りまんこう』、
 こっちが『蚊取りちんこう』」
北小岩 「ではわたくしは
 『蚊取りまんこう』に
 いたします」


びゅっ

小林 「俺が『蚊取りまんこう』や」

選んだブツを取り上げられた弟子は
仕方なく『蚊取りちんこう』を手に、
二人は家路をたどった。

小林 「今こそ蚊どもに
 思い知らせようやないか。
 これさえあれば千人力、
 いや、マン人力や」

師弟はそれぞれの蚊取りに火をつけると、
イチモツをむき出しにした。

小林 「どや。
 俺の『蚊取りまんこう』の
 力は。
 手も足も口もでんやろ」

ちんちんを蚊に向けてぶらぶらさせ挑発する。

ぷ〜ん ぷ〜ん ぷ〜ん ぷ〜ん ぷ〜ん ぷ〜ん

ちゅ〜 ちゅ〜 ちゅ〜 ちゅ〜 ちゅ〜 ちゅ〜 

小林 「んっ?
 変や。
 俺のイチモツが
 蚊の大群で真っ黒や!
 おまえはどや?」
北小岩 「わたくしのブツには
 一匹も蚊が止まっておりません。
 あっ!
 蚊はメスしか血を吸いません。
 メスに対して
 『蚊取りまんこう』は
 効き目がないのでは」
小林 「しまった!
 『蚊取りちんこう』を
 よこさんかい!
 うお〜〜〜!」

今頃気づいても後の祭りである。
先生のイチモツは
蚊の大群のお祭り状態になってしまった。
 

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2022-10-09-SUN

BACK
戻る