KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百九拾四・・・海外修行

社長 「先生に
 見せたいものがあるのですが」
小林 「なんや?
 怪しげな縮れ毛でも
 見つけたんか」
社長 「そうじゃないです。
 一緒に空港に行って
 ある光景を見て、
 先生にも海外に出ていただくのも
 一興かと思いまして」

社長は巨金持ち、
対して先生は所持金が2円しかない。
そんな二人がなぜ懇意なのか。
先生はえげつないエロ本を探す達人であり、
社長のオーダーレベルを遙かに超えるため
何かと目をかけてくれるのである。

北小岩 「素晴らしいことでは
 ないですか」
小林 「それもええかもな」

社長自慢のヘッドライトをおちんちん型にした
ポルシェならぬポルノという
インチキスポーツカーに乗り空港に向かった。

キーン キーン

小林 「飛行機の離陸は
 いつ見ても壮観やな」
北小岩 「心が大空へ
 飛び立つ気がいたします」

「大きく太くなって帰ってくるんだぞ!」

「たくましくそそり立って帰ってこいよ!」

クスン クスン

北小岩 「あの方たちは
 ご子息をお送りに
 なっているのでございましょうか」
小林 「泣いとるな。
 それにしては贈る言葉が妙やな」

「あっ、社長!」

社長 「よお!」

社長を見つけた二人が駆け寄ってくる。

「無事ムスコを送り出しました!
 社長のおかげです。
 ありがとうございました」

社長 「海外で経験を積ませるのも
 大事だからな」
北小岩 「お二人とも息子さんを
 海外修行に出されたのですね」
社長 「ムスコ、
 つまりおちんちんだけ
 修行に出したんだよ」
北小岩 「どういうことでしょうか!」
社長 「日本はグローバル社会で
 遅れをとってしまってるだろ。
 同じくおちんちんも
 通用しなくなってる。
 だから海外の女性と
 チン体験を重ねて
 ご立派になって帰ってきて
 グローバルに活躍できるように
 するんだよ」
小林 「なるほどな。
 かわいいムスコには
 旅をさせろというヤツやな」
社長 「そうなんです。
 そこで先生のおちんちんにも
 旅に出ていただいて、
 強く太く長くなって
 帰国してもらい、
 我ら熟男たちの
 チン鏡(かがみ)に
 なって欲しいと」
北小岩 「チャンスじゃないですか。
 先生のおちんちんは
 日本にいても
 いい思いができるわけないし、
 何よりも先生のブツは
 ペットボトルのふたぐらいの
 大きさしか・・
 はっ、失礼いたしました」
小林 「まあええ。
 そやな。
 俺は自分のイチモツを
 過保護にし過ぎたのかもな。
 海外に出すのは
 ラストチャンスかもしれん」
社長 「ではおちんちんを外して
 この金の
 特製ペニスケースに
 入れてください」

ぱかっ からから〜

先生のイチモツは
ペニスケースにおさめられたが、
極小過ぎて中で遊んでしまう。

社長 「リオデジャネイロを目指して
 次の便に乗せますね。
 サンバを踊り
 女性と戯れ
 情熱的に修行するのが
 いいでしょう」

キーン

小林 「モンスターサイズになって
 帰ってこいよ!」

グスン

己自身との別れに涙する先生であった。

その後の先生のブツであるが、
無事リオデジャネイロに降り立ったのだが、
チン物検疫の際、微少なゴミと間違えられ
捨てられてしまったという。

めでたしめでたし。
 

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2023-10-22-SUN

BACK
戻る