日本でもワクチン接種関連の
ニュースが増えているのかな？
ボクたちの住むフランスでは、
もうかなり前からワクチン接種が
じゃんじゃか進んでいて、
身の回りにも（少なくとも１回の）
ワクチン終了した人が多くなってきたよ。

フランスではすでに、
1回目接種済みの人が
2千万人を超えているんだよ！

▲重厚感たっぷりな区役所の会場。
窓の絵で、ワクチン接種会場だってすぐわかります。

５月18日、今現在の接種スケジュールは
50才以上の全員と、
重い基礎疾患がある16才以上が対象。

6月15日以降は、18才以上の
全員が対象となる予定です。

そして6月15日を待たなくても、
50才未満の人でも、
ワクチン会場に余分のワクチンがあれば、
前日に予約枠を取ることも可能。

さらに、当日、
接種会場の終わり時間近くに並んで、
当日余った分があれば、
その場で打ってもらうことも可能ということで、
余り分を目当てに集まる若者たちも増えてます。

▲PCR検査のテントは歩けば当たるほど多い今のパリ。
「ワクチン会場」という看板もあちこちで目にするようになりました。

ボクたちの友達も、
余った分で打ってもらったという人もいて、
ついに先週の連休中（フランスは4連休でした）、
まりこちゃんも当日突撃チャレンジに
行ってきたんだよ。

パリで最も大きい会場
（普段は展示会などに使われる巨大な場所）のため、
余り分が出るチャンスが多い、ということ。
そしてこの会場は
消防士たちが注射をやっているそうで、
ポンピエ（消防士さん）を間近にみれるという
ちょっとミーハーな理由もつけてね。
（フランスでは消防士さんたちが国民の人気者。）

▲当日余った分をねらって並んでみたワクチン会場。
いつもは様々な展示会が開かれる大きな会場が、ワクチン会場になってます。
行ったときにはすでに行列が。

前日に旦那さんが
同じ会場での当日並ぶ作戦で
余ったワクチン接種に成功した、
という友人とともに、
予約枠時間が終わりそうな夕方、並びました。

すでに私たちの前には30人くらい人が。
そのあとも続々と到着して、
全部で60人くらい並んでました。
みんな、「何人余るかな。いけるかな？！」
なんてかなりワクワクした感じで
前後の人と話したり。
一瞬、何かとても楽しいアトラクションに
並んでいるかのような錯覚に‥‥。

そして当日予約の接種が全て終わって、
ポンピエ（消防士さん）が会場から出てきて、
いよいよ発表〜！！

「残念ながら、
今日の余り分はありませ〜ん！」

がくっ‥‥。
というわけで、あっけなく１回目の
突撃挑戦は失敗に終わり、
帰ってきたのでした。

というわけで、6月中旬、
18才以上の全員に扉が開かれるのを
待つことになりそうですが、
いずれにせよ、もうすぐかな‥‥。

▲今日の余り分はない、と並んでいる人たちに報告して回る消防士さんを
取り囲んで、ワクチン接種状況などをいろいろ質問する人たち。

詳細はまだまだ国会で審議中だけど、
フランスでは劇場やコンサートや
スタジアムや展示会など、
1000人以上が集まるところでは、
「ワクチンパスポート」のようなものが
必要になるかもしれない、ということ。

▲普段から多くの人が医者の予約に使っているアプリで簡単に予約ができるシステム。
ワクチン会場の検索で、自分の接種したいワクチンを選択して検索できる。

▲ちなみにもう一つフィルターをかけて検索できるのが、言語。
世界各国の言葉に手話など選択肢が多いのも、人種が多いフランスを感じる一コマ。

そして先日も、
イタリアが日本人観光客に対し、
ワクチン接種の証明書があれば、
入国後の隔離をなしにする予定である
ということがニュースで流れました。

このように、ワクチン接種が
スムーズな旅の条件になっていくだろう、
ということで、夏のバカンスを見据えて
早くワクチンを終えたがっている人も多いよ。

さて、いよいよ明日19日から、
フランスのカフェやレストランは
テラス席がオープン！
さらに生活必需品以外のお店も
全てオープンとなります。

「ついにカフェで座ってお茶が飲めるね！」
って話題で持ちきり。
明日から、
パリの街に活気が戻ってきそうだよ！

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