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バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


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「広告ポスターが
エンタメばかり?!」

 
     
バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
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「広告ポスターがエンタメばかり?!」

バブー

毎日利用するパリのメトロ。
ず〜っと前にここで書いたように
パリのメトロの車輌の中には
ほとんど広告というものがないのだけど
(メトロの各車輌の端っこには
広告ポスターを貼る場所があるけれど、
日本の電車のように電車中に広告がないので
とてもシンプルに感じるよ)、
ホームや乗り換えの連絡通路には
たくさんの広告ポスターが貼られているよ。

最近はこのメトロの広告も
電子版が増えてきて、
ちょっと寂しさを感じるけれど
まだまだ昔ながらの紙タイプのポスターが主流。

このポスター貼りの
プロフェッショナルがいることも
ずっと前にここで紹介したよね!
(詳しくは以前のコラムを読んでみてね♪)


▲美術館、劇場、映画etcとにかくエンタメ関係の広告が多いパリのメトロ。
こちらは美術館のエキスポジションの広告。
ポスター職人たちが毎週のように貼り替えていくこのポスターとともに
パリのメトロのホームは思わず写真を撮りたくなる。

とのまりこ

この広告ポスターと、
タイルや駅名の看板やカラフルな椅子の
パリのメトロのホームを一緒に
思わず写真を撮りたくなる瞬間が多い
フォトジェニックなパリのメトロ。

広告自体もフランスのセンスを感じる
素敵なものが多いのですが、
広告の内容自体もワクワクする
楽しいものが多いのが特徴。

美術館のエキスポジションの広告、
演劇やミュージカルやコンサートの広告、
新作映画や新作ゲームの広告、
季節のイベントや遊園地などの広告。
エンターテインメントに関する広告の
割合の多さったら!


▲ゲーム、映画、コンサート、劇場。
ひとつの駅を歩くだけで大人も子ども楽しめるエンタメ広告がいっぱい。

バブー
「うわ〜なにこれ?!」
「これも行ってみたい!」
って、ボクの家のプチモンスター6才も
楽しそうな広告をみるたびに
立ち止まるから、
全然前に進んでいかない。

あれもこれも、行きたいものばかり。
見ていて幸せなワクワク感を味わえる
エンタメ広告の種類が多いのが
パリのメトロの特徴のような気がするよ。


▲階段のところにはちょっと変わった形の広告が。
これも劇場のダンス公演とシルク・ド・ソレイユ。両方ともエンタメ広告でした。

とのまりこ

今回、このコラムを書くにあたって、
改めていろんな駅に降り立って
ホームや連絡通路の広告の数と内容を
メモしてみたら、あらためて
パリのエンタメ広告の多さを実感。

オペラ、バレエ、ミュージカル、演劇、
コンサート、漫画、映画、CD発売、
美術館・博物館、美術館の特別展、新刊、
サーカス、遊園地、イルミネーション、etc.
などをエンタメに入れるとしたら、
少なくとも半分以上はエンタメ関係の広告。
駅によっては3分の2以上がエンタメ関係。

残りは
食べ物関係の広告(→これも楽しい系)、
子供服などクリスマスに向けての広告
(→これも楽しい系)、
展示会や見本市系の広告、
銀行の広告、
自然に優しいエネルギーとか、
不用品回収の広告(デザインのセンスがいい)、
ハラスメントにあった時のSOS電話の広告、
基礎化粧品の広告、
泥棒に入られないための鍵の広告、
洋服ブランドの広告、という感じでした。


▲日照時間が短くて気分も憂鬱になりがちな冬のパリだけど、
その暗い時間を生かせるのがイルミネーションのイベント。
イルミネーションイベントだけで1つの駅に4つも広告が見つかるなんて、
冬も楽しいことがいっぱいとワクワク♪
これも全部行きたいねえと毎日前を通り過ぎるたびに話しています。


▲子どもむけの劇場公演やコンサートやイベントもいっぱいで
あれもこれも行きたいと、息子に毎日せがまれます。

バブー
歩けば
行ってみたくなるエンタメ広告に当たる。
しかもこれが毎週毎週、
どんどん貼り替えられていくからね。
気づけば新しい行ってみたいものが
どんどんどんどん増えるんだよね。
大人のためのエンタメ広告もいっぱいだし
子どものためのエンタメ広告もいっぱい。

実際ボクのうちも、月に何度も
美術館、映画館、劇場、
コンサート、イベントetc.に
足を運んでいるけれど、
毎日歩くメトロのポスターで知るってことも
とっても多いよ。
楽しいワクワクすることが
目にいっぱい入ってくる、
パリのメトロの広告事情。

先週ご紹介した、「オペラ駅」のアートと一緒に
いつかパリのメトロを歩く機会があったら
ぜひ気にかけてみてみてね。
ただし、スリに気をつけながらね!


▲ホームも連絡通路も、とにかくエンタメ関連の広告が多いパリのメトロ。
すごく素敵なことだなあと思いながら毎日歩いています。

 

 

 

*とのまりこさんの新刊が出版されました*


「シンプルシックで心地よい暮らし
パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」
出版社 : 世界文化社
発売日 : 2021/5/29

 

 

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)

フランス雑貨のお店オープンしました。
バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
【地図】 【駅からの道順はこちら】

 

2023-11-21-TUE

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illustration:Jérôme Cointre