シンクーのミニスターターセットは、
いつでもどこでも、
心地いい香りと上質なスキンケアで
肌とこころを整えてほしいという想いを込めてつくりました。

そこで、
「いつでもどこでも」の大切さをより身近に感じている、
旅や出張が多いライフスタイルの方たちにお話を伺いました。
フォトグラファー、
インポート雑貨店オーナー、
出張料理人。
軽やかに世界をとびまわり、
それぞれのライフワークをこなす人たちに
ミニスターターセットを使っていただき、
プライベートタイムとあわせて、
感じたことをたくさんお聞きしました。

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01 「世界中どこにいても、自分を整える時間」 伊佐知美さん フォトグラファー・ライター

学生時代に国内の47都道府県に足を運び、
現在ではフォトグラファーとして世界中を旅する
伊佐知美さん。
「人生から旅がなくなることはない」と言います。
最低限の荷物と片道切符で旅に出る伊佐さんが
大切にしているのは、「自分が自分でいる時間」。
この哲学、旅にも、実はスキンケアの時間にも
共通しているそうです。
詳しく伺いました。

伊佐知美(いさ・ともみ)
金融業界に就職するも、長い旅に出る夢が諦められず、
20代の最後に世界一周旅行を決意。仕事をしながら海外70カ国
訪問や3カ国の語学留学を果たし、さらに日本47都道府県を巡る。
2022年、旅と日々をつなぐ会社「Somewhere&Here inc.」を
沖縄にて立ち上げ。
著書に『移住女子』(日・韓)。2023年7月に第一子を出産。

 

──
旅に魅了されたのはいつ頃からですか?
伊佐
幼い頃、父の転勤で上海に住んでいたことがありました。
海を越えると、違う国があって、違う文化があって、
違う言葉があるということを知って、
「おもしろいなぁ」と思ったのがきっかけです。
当時はインターネットも今ほど普及していなかったので、
日本語に触れられるのは、町の本屋さんと学校の図書館。
村上春樹さんの小説や紀行などを読んで、
「海外を旅しながら原稿を書く仕事って、すごく素敵だな」
と幼な心に思ったんです。
──
では、もともとは写真家ではなくライターになりたかった?
伊佐
ええ。
「書くことで身を立てたい」ということと、
「片道切符で気が済むまで旅をしたい」という、
2つの強い思いがありました。
実は新卒で入りたかった出版社には落ちてしまって、
全く別の会社に就職したんです。
それでも諦めきれずに、副業で1本500円の記事を
書くところからライターを始めて、
原稿が一人前に書けるようになってきたら、
編集の仕事や海外の記事の依頼をいただくことができました。
──
「書くことで身を立てる」という願いは叶いましたね。
伊佐
はい。30歳目前で、日本で取材した原稿を持って
海外で仕事をしながら旅ができる状態になった時は、
とてもうれしかったです。
ちょうどその頃、スマホやiPad、小さなデジカメで
撮っていた写真を、文字と一緒に納品してほしいという
要望も増えてきていたので、
思い切って一眼レフカメラを買いました。

──
フォトグラファーとしての道もひらけたのですね。
伊佐
時流にも大いに助けられました。
SNSの写真を見て仕事をいただけたり、
旅先でも日本とリモートで打ち合わせができるITの進化、
それからこれまで出会った人たちに支えられながら、
ようやく片道切符で旅をした先で仕事を作れるように
なりました。
──
2つ目の夢も叶えられたんですね。
片道切符で行く旅の魅力はどういったところにありますか?
伊佐
「自分が自分でいる」ことの純度を、
濃くすることができるところでしょうか。
日本にいると、家族や友人と過ごしたり、仕事に時間を使う。
それはそれで楽しくて好きなことなのですが、
一人で心の向くままに旅をしていると、
人のことは全く考えずに、自分が本当に何をしたいのか、
何を求めているのかということが分かってくるんです。
その感覚は飛行機が日本を離陸する時から始まっていて、
自分の要らないものが削ぎ落とされていく気がして(笑)。
──
重力とともに、
日本に要らないものを置いてゆく感覚ですか?
伊佐
ふふふ。変な話ですけれど。
それと、旅先では必ず新しいものに出会える。
写真やテレビではなくて、自分の目で見て、触れて、
匂いを嗅いで、全身で浴びられるうれしさはやめられません。

──
心のままに旅ができる反面、荷物は多くなりませんか?
 
私の場合、最低限のものしか持って行かないので、
意外と荷物は少ないです。
スーツケースとリュックにカメラ、パソコン、
服は5着とサンダルくらいで、ほかに必要なものは
現地調達、という感じ。
唯一、気を遣うのはスキンケアです。
行く国によって温度や湿度が違うので、
どんな状況でも自分の肌に合うものを多めに持っていきます。
──
化粧品だけは多めなのですね。
伊佐
メイクアップよりスキンケアのアイテムが多いです。
暑い国が好きなので、日焼け止めだけで5〜6本のときも。
2〜3日で滞在する国を変えることもあるので、
朝起きると「あれ? ここどこだ?」って
一瞬分からなくなるんです。
でも、洗顔からはじまるスキンケアはいつも変わらず、
自分のベースを整えるための、自分だけの時間。
その日を過ごすためのやる気を上げる大切な作業なので、
信頼できる、お気に入りのものを使いたいです。
──
使うアイテムは、どんな視点で選ばれますか?
伊佐
オーガニックやナチュラルなものを好んで使っています。
実は、出産を期に敏感肌になってしまって、
それまで使っていたものが肌に合わず、
途方に暮れていたところでした。
今回使わせていただいたシンクーのアイテムは、
肌に合うし、自然な香りがとても良くて、
うれしくなりました。
子供がまだ小さいので、ベビーベッドの近くで
スキンケアすることもあるのですが、
好きな香りで自分の時間が確保される気がします。
それと、私が触れるものは子供の手や口にも触れるので、
なるべく安全なものを選びたいと思っています。

──
シンクーのアイテムは天然由来の素材で大切に作って
いるのでうれしいです。
伊佐さんご自身は混合肌で、場合によって乾燥も気になる
ということで、保湿力の高いセットをお使いいただきました。
伊佐
特にセラムウォッシュは、「これ洗顔料?」というくらい、
今まで体験したことがないテクスチャーだったんですが、
洗った後、いつもより化粧水が浸透する気がして。
ウェルカムウォーター(ジェントルネロリ)とあわせて
使って、肌が想像以上にうるおったので驚きました。
逆にクリームは、思ったよりもさらっとしていて‥‥。
──
はい。スプリングクリームはあえて軽く伸びて、
油分だけでなく水分も補う処方になっています。
伊佐
使ったあと、あまりベタつかないのに
うるおっているのを感じました。
メイクをするときって、スキンケアのあと、
ゼロベースからはじめるイメージだったんですが、
スプリングクリームをぬったら、もう肌自体が整っている。
初めての体験で、メイク前のゼロ地点が変わった感覚です。
このセットなら、3〜4日の国内旅行や2〜3日の海外旅行に
十分だと思いました。
場所が変わっても、肌も気分も守ってくれる気がします。
──
片道切符の旅には、ミニサイズでは足りないですね。
伊佐
そうですね(笑)。
でも飛行機への持ち込み荷物にはぴったりです。
特に長時間のフライトでは、とても乾燥するんです。
搭乗前に空港でメイクを落としたり、機内での保湿のために、
持ち込み用のバックパックにはこのミニスターターセットを
お守りとして入れて行きたいと思います。
──
ありがとうございます。
今後も、素敵な旅の記録を楽しみにしています。

2023-10-24-TUE

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    Shin;Kuu