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tsuki.s 鉄壁の春コンビ。リネンとコットンの“ツートップ”

tsuki.s

予告09

〈O2〉ではすっかりおなじみのブランドとなった
「tsuki.s(ツキドットエス)」。
ふつうに見えてふつうじゃない。
色っぽさはなくとも女性らしい品がちゃんとある。
tsuki.sの控えめだけど、芯がつよい服は
いつだってわたしたちの味方でいてくれる存在です。
ことしは春夏向けの天然素材、
リネンとコットンのジャージー生地を使った
ふたつのトップスが並びます。
tsuki.sがはじめましての方も、
常連さんもきっと気に入っていただけるはず。
2つのトップスのおすすめのポイントを
デザイナー末永さんが語ってくれました。

末永 津喜子(すえなが つきこ)

糸会社にて編物講師、ニットテキストのデザインを経て、
大手アパレルのニットデザイナーとなる。
2011年に自身のブランド tsuki.s を立ち上げ
現在にいたる。

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デイリージャージーボトルネックフレンチ

昨年の夏がものすごく暑かったでしょう?
涼しく感じられるトップスが欲しくて、
見た目も涼しげなフレンチスリーブをつくりました。
二の腕は出ますが、肩はちゃんと隠れるよう
袖がふわっと肩に乗るようにデザイン。
このカットソーの特徴でもあるボトルネックは
ちょっと高さを出して品よく、
首につかずはなれないゆとりをもたせ、
リラックスしても見えるように。
着たときにネックの前側だけ
たゆんとほんのり落ちる感じになるのは
前と後ろを同じ寸法でつくらず、
前側は少し余裕をもたせたパターンを引いたため。
それで良いニュアンスが出るんですよね。
脱ぎ着するときに頭を通しやすいっていう
メリットもありますよ。
全体のシルエットは裾にかけて
ほんのり広がっているように見えますが、
着たときにまっすぐすとんと落ちるかたちに。
コンパクトにすっきり見えるでしょう?
色はアクアブルーとブラックのふたつ。
アクアブルーは大人っぽく肌がきれいに見える色。
そして、やっぱり安心で上品なブラック。
黒をひとつ持っておけば何でも合わせやすく、
使い勝手がいいですよね。
使ったのは、はじめて出合った生地で、
コットン100%なのに薄手でサラサラ。
涼しく感じられて肌ばなれがいいから、
夏はもうちょっと先ですけど、
上物と組み合わせることを考えると
春から夏の終わりまで長く使っていただけそう。
洗濯による型くずれの心配もありませんしね。
わたしはきっと毎日着たくなるから
クローゼットにしまう間もなさそうです!

リネンジャージーロングスリーブカットソー

ことし一番人気の麻素材の長袖です。
このツヤっとした感じは、
リネンのジャージー編みによるもの。
光沢がありつつも
つるっとした感じではなくて、
リネン特有の“節”があって表情豊か。
ジャージー編みだから布帛(ふはく)とちがって
伸縮性もあって、シワになりづらい。
ただ、リネンの白は透け感があるので、
下に何か重ねていただくことをおすすめします。
同色で目立たないようにしてもいいし、
あえて差し色を入れてもかわいい。
袖丈は長めにつくっています。
袖が手首でくしゅくしゅっと
たまるのがかわいくてニュアンスも生まれます。
襟の後ろ側だけにリブをつけています。
そして、襟のかたちはクルーネックでも
ボートネックでもない開き方をめざしました。
襟がほんのり横に広がって、
少し立つようなかたち。
丸くてつまった襟ぐりのクルーネックだと
顔の丸さを強調しちゃったり、
逆に広すぎる襟ぐりだと
肌が見えて抵抗ある方もいますしね。
春先から長い間着ていただけると思います。
春なのにあまり気温が上がらなかったり、
10月なのに真夏のようだったり、
季節の境目があいまいになってきているから
こんなリネン生地のロングスリーブが
活躍してくれるんじゃないかなって思います。
重ね着もたのしんでくださいね。

tsuki.s デイリージャージー
ボトルネックフレンチ
各¥12,100(税込)

tsuki.s リネンジャージー
ロングスリーブカットソー
¥17,600(税込)

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