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バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。


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「鼻をすするのは
タブー?!」

 
     
バブー&とのまりこの パリこれ! 住んでみてわかった、パリのあれこれ。
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「鼻をすするのはタブー?!」

バブー

パリは今日の日の出が朝8時24分。
少しずつ少しずつ暗い冬の終わりが
見えてきたよ。

毎朝真っ暗な中起きて
真っ暗な中の通勤・通学だったけれど、
最近は学校に到着する8時20分ごろには
世界が明るくなる時間に。
「もしかしてもうすぐ冬が終わるかもねえ。」
「春がやってきているのかもねえ。」
なんて言いながら歩いているよ。


▲街のあちこちにある花屋さんの花の種類も一気に増えた最近。
こんなところでも春が近づいているのを感じる日々。

とのまりこ

そんな春の足音が聞こえてきているパリですが
冬の風邪はまだまだ大流行中。
みんなすごい咳をしたり、熱を出したり
毎日あちこちから風邪っぴきの情報が‥‥。
いつもより意識的に野菜たっぷりの
メニューにしてみたりなど
風邪でダウンしないように、
注意している毎日です。

さて、風邪といえば鼻水。
鼻水ルールでフランスと日本が
大きく違うマナーがあるのは
ご存じでしょうか?!

フランス、「鼻をすする」という行為はNG。
とってもとっても嫌がられるのです。
お行儀悪いことなんですって。


▲カフェの犬端会議♪

バブー
逆に、人の前だろうがどこだろうが、
思いっきり音を立てて「鼻をかむ」ことはOK。
全然恥ずかしいことじゃないんだよ。

鼻をかまなくても済ませるために、
鼻をすすってなんとか耐えて、
あとで人がいないところで思い切り鼻をかむ
なんてのがボクたち日本人の行動じゃない?
良かれと思ってやっているこれ、
鼻をすすっていることが
と〜ってもお行儀悪いマナー違反なんだって。


▲寒いところから暖かいカフェに入って、一息つきながらちょっと鼻をすするなんてこと、
多分しょっちゅうやっていたような気がして‥‥。無意識にやらないように注意しています。

とのまりこ
「鼻をすするのがお行儀悪い。」
は、20年以上フランスに住んでいて、
お恥ずかしながら長いこと知リませんでした。
実は子どもが生まれてから知ったこと。

息子が小さい頃から一緒に遊んできた
日仏家庭のお友達が鼻をすするたびに、
「コラッ!鼻をすすっちゃダメ!
またパパ(←フランス人)に怒られるよ!
鼻をかみなさい!」
と、ママ(←日本人)に注意されているのを見て
知りました。

「え、なになに?
いつもマナーに厳しいパパのルールで
鼻はすすっちゃいけないってのもあるの??」
と聞いてみたら、
まさかのフランス常識マナーだったのです‥‥(汗)。

あ〜今まで絶対に何度も
無意識に鼻をすすっていたことあるだろうなあ‥‥。
お行儀悪いと思われていたのかあ‥‥。
と、愕然でした。

むしろ
「フランス人ったら、電車の中だろうが
レストランだろうが人前だろうが
どこでもすんごい音で鼻をかむわよね。」
な〜んて思っていましたが、この国では
そちらが当たり前だった。
鼻をすするのがアウトだったというわけです。


「鼻をすするはマナー違反」を知ってからは、
子どもが鼻をすするたびに注意しています。

バブー
例えば、
熱いラーメンやうどんを食べている時に
鼻をすすっちゃったりもダメだからね!
意識して注意してないとついつい
「鼻をすする」はやってしまいそうだよね。
「フランスでは鼻はすするはマナー違反。
人目を気にせずすぐかみましょう。」
みなさん頭の片隅で覚えておいてね♪


▲風邪が大流行しているパリ。とにかく栄養満点の野菜いっぱいメニューにしてね。
風邪でダウンしないように気をつけているよ。ボクはおこぼれを狙っているよ。

 

 

 

 

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「シンプルシックで心地よい暮らし
パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」
出版社 : 世界文化社
発売日 : 2021/5/29

 

 

※この連載を再編集し、
 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。
 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)

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バブーくんは日本滞在時に、お店にいます。

「Boîte」(ぼわっと)
東京都杉並区西荻北4丁目5−24
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2024-01-30-TUE

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illustration:Jérôme Cointre